今日の音楽はVIVARTEです。

今日は古楽の名曲・名盤の宝庫VIVARTEから音楽を流していきます。
最近、古楽を聴いていて調律のことがすごく気になっています。
純正律にも平均律にも良いところも悪いところもあり、ミーントーンという中全音律では長3度が純正音になりますが、完全5度がかなり広くなり、ウルフの5度(オオカミの吠え声のようにうなりを生じる)はかなり響きが悪くなります。
これを防ぐためにジョゼッフォ・ツァルリーノやフランシスコ・デ・サリナスが改良版を出しています。
もともとは4度や5度の和音が中心だった中世の音楽からイギリスで生まれた3度と6度の和音を取り入れたルネッサンスの音楽で、3度と6度が美しく聞こえる調律に変わっていった大きな流れがあるのだと思います。
今日はその辺を感じながら音楽を聴いていきたいと思います。

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