今日の音楽はモンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻です。
今日はモンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻を流していきます。
ぢ5巻はジョヴァンニ・マリア・アルトゥージとの論争の場としても知られています。
ジョヴァンニ・マリア・アルトゥージはモンテヴェルディのマドリガーレを「粗っぽさ」や「破格」として攻撃し、モンテヴェルディは音楽演奏を「第一作法」(prima pratica、第一様式、第一技法などの訳もある)、「第二作法」(seconda pratica)の2つの潮流に分けることを提案した。「第一作法」は従来の16世紀的なポリフォニーの理想、すなわち厳格対位法に従い、不協和音への予備を必須とし、各声部が対等であるものを指す。「第二作法」はより自由な対位法を用い、声部の中でソプラノとバスに重点がおかれる。これは中部イタリア生まれのモノディという新しい様式への動きでもあった。(Wikipediaより)
その後の音楽は第二作法が中心となるのでモンテヴェルディは時代を先取りした作曲家とも言えましょう。