今朝の一杯はローソンのスペイン栗のモンブランとブルーマウンテンです。
ローソンに行ったらブルーマウンテンを売っていたので、スペイン栗のモンブランと一緒に買ってきました。
いまだに店にブルーマウンテンはありますか?と聞いてくるお客様がいます。
昭和30年代には様々な雑誌でブルマンが一番と盛んに書き立てていました。
確かに当時ジャマイカで最初にウォシュト製法が開発され、産地限定・品種(ティピカ種)限定の豆は他の産地の豆と比べておいしかったのだろうと想像します。
ただ現在では産地限定・品種限定はスペシャルティコーヒーでは当たり前になっています。
他にもっと安くておいしい豆があるのにわざわざブルマンを置くことはないだろうというのが開店以来のポリシーの一つです。
ローソンのブルーマウンテンは1杯300円。
味はエスプレッソマシンで入れているためにブルマンではあり得ない渋みが出ています。
せっかく高い豆を使っているのにもったいない。
こっそりと粉が入っていた袋をいただいてきましたが、13g使ってあるようです。
昨日はイベントでオークションロットのエスメラルダ農園ゲイシャ種13種類のカッピングを行いましたが、それと比較するのも馬鹿らしいと思うほどです。
単価が高いので、焙煎業者としてはもうけやすい豆なのでしょうが、改めてブルマンは店に置くまいと決意しました。
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