今日は第3土曜日なので、一期一会シリーズを発売します!
毎月第3土曜日には少量だけ特別なコーヒーを販売しています。
今日販売するのはコスタリカ ラ・カサ農園ビジャサルチ種レッドハニーです。
ビジャサルチ種は1920年代にコスタリカ西部のビジャサルチという町で発見されたブルボンの突然変異種です。さび病には弱いです。樹高は低く、葉自体はさほど大きくないです。側枝間の間隔は狭く、斉に完熟します。標高1200~1600メートルでの栽培に適しています。生産性はさほど高くはないですが、カップクオリティーは高いです。
レッドハニーは精製法の一つで、果肉を取った後にミシュレージ(ぬめぬめ)をある程度残した状態で乾燥させ、コーヒーに甘みを付加する方法です。コスタリカではミシュレージの残りの少ない順からホワイトハニー、イエローハニー、レッドハニー、ブラックハニーの4種類が作られています。
今年で4年目を迎えるラ・カサ農園の新しいマイクロミル。この農園が注目されるのは、ミルが始動した初年度、そのバージンクロップが2013年のカップオブエクセレンスでの優勝を果たしたことです。農園自体は33年の歴史があり、昔は牛舎でチェリーを運んでいたようです。
フィデル、サポテ、ラ・カサの3つの農園を所有し、三人の息子マルコ、フランク、ホルコと農園を切り盛りしています。
現在植えられているビジャサルチ品種のエリアは、もともとは牧草地でマイクロミル設立にあたって新植したエリアです。COE1位獲得以降も、土壌分析や植物分析に基づいて、肥料や栽培方法の改善を徹底して行っているのが特徴です。また、ウェットミルがとにかく清潔に保たれており、パティオの匂いもストロベリーのような香りがあり、1位を獲得したことにも納得いくだけの環境を整えていました。
度の高さだけでなく、生産処理工程のゆっくりとしたドライングから、まるでナチュラルコーヒーのようなベリー系のフレーバーを感じ、そのままドライミルの香りを思い出します。また、マウスフィールが非常に滑らかで、甘く濃厚なカップです。
焙煎度は53.0のシティロースト。
飲みやすさの中にもスペシャルティ感満載のコーヒーです。
100g550円で2㎏だけの販売となります。
なおこの商品はまとめ買い割引や年賀状割引などの対象外となりますが、ご容赦ください。
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