今日の音楽はハイドンの交響曲です。

今日はBRILLIANTのハイドン全集から交響曲を流していきます。
ハイドンは交響曲の父と呼ばれていますが、作曲数も多く、彼が古典派の交響曲というジャンルを完成させたというのは間違いないことだと思います。
「原則として4つ程度の楽章によって構成され、そのうちの少なくとも1つの楽章がソナタ形式であること」というのが交響曲の定義ですが、このフォーマットは多くの作曲家にとっては収まりがよく、ベートーヴェン、ブラームスからブルックナー、マーラーまで様々な曲が作られていきます。
「型」があるということは一見不自由そうですが、実は表現者にとって型のない中で一定の時間の音楽を作ることの方がはるかに難しいことのように感じます。
短歌や俳句なども型の制約が大きいですが、その制約の中で多くの歌人、俳人が工夫を凝らして素晴らしい作品を残しています。
ハイドンの交響曲を聴いていると安心して音楽に身を任せていられます。
これも次にどのような音楽が先に来るのかがある程度想像が付くことによる安心感があるのかもしれません。

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