今日の音楽はジェズアルドのマドリガーレ集第6巻です。

今日はジェズアルドのマドリガーレ集第6巻を流していきます。
第6巻は最後のマドリガーレ集で、1611年死の3年前の出版です。
故郷のジェズアルドの街にもどり、ジェズアルドは躁うつ病にかかっていたようです。
召使いに自分の体を鞭打たせていたらしく、47歳で亡くなっています。
当時、貴族の領地は跡継ぎが絶えると教皇領になってしまいますが、ジェズアルドは2度の結婚で何人か男の子を持っていましたが、亡くなる前に最後の跡取りの息子にも死なれています。
カルロ・ジェズアルドの代でジェズアルド家は絶えてしまうのです。
第6巻は最後のマドリガーレ集で、最もジェズアルドらしさが出ているものになっています。
半音階進行が多いのは、師匠のルッツァスキもそうだし、アルキチェンバロの影響もあると思いますが、逐語的に音楽を変化させるのはこの時代のマドリガーレ作者にもあることですが、ジェズアルドが最も顕著です。
ただイタリア語がわからないとそのへんの細かいニュアンスが伝わらないので、現在イタリア語がわからに人にもそのへんが伝わるような本を作ろうと思っています。
カラーにしないと見づらいので、まずはKindle版を作ろうと思っています。

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